障害の見えづらさ

『大人の発達障害』と言う言葉があります。
発達障害は先天性の障害です。
そのため、成長過程で発症することはありません。
また、症状がある人自体が増加しているわけでもありません。
しかし、近年、子どもの受診がきっかけで、母親・父親に同じような症状があり、告知に至るケースがあります。
その他、発達障害の特徴が周囲に理解されず、否定的な評価や叱責等の不適切な対応が積み重なることによって、うつ病等を発症する、いわゆる2次障害になり、受診した結果、発達障害が判明するケースが増加しています。

 先天性の障害にも関わらず、成人してから診断にいたる、この障害がいかに『見えづらい障害』であるかを改めて感じさせられます。
診断、直後はショックを受けた人も、大半が、今までの自身の『生きづらさに納得』し、対処方法を習得することで生活の質が改善されます。
更に、障害の特性を理解することで適職に就く可能性が広がるでしょう。

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